ページ前半は電池の性能について。後半はアルカリ電池と充電池のどちらを買った方が良いのか、得なのかについてまとめています。
By yoko
目次
アルカリ乾電池、充電池(ニッケル水素電池、リチウムイオン電池) の長所と短所の比較
長所 | 短所 | |
---|---|---|
アルカリ乾電池 | 値段が安い 自己放電が少ない |
使い捨て 低電圧レベル(1.5V) |
ニッケル水素充電池 | 充電式、繰り返し使える | 低電圧レベル (1.2V) |
リチウムイオン電池 | 充電式、繰り返し使える エネルギー密度が高い (同じ体積、重さで2~3倍のエネルギー密度) 高電圧レベル(3.7 V)(同じ電圧を得るのに3分の1の電池の本数ですむ) 自己放電が少ない |
値段が高い 損傷すると危険 |
電池の使用期限、使用推奨期限について
使用推奨期限とは、期限までに使い始めれば電池が正常に作動することを保証している期限のこと。期限が過ぎても電池は使えるが、持続時間が短くなる。
アルカリやマンガン乾電池などの充電式ではない一次電池に表示されている。
パナソニックの乾電池では「月-西暦年号」の順。
「04-2020」「04-20」とあれば2020年4月が使用推奨期限。
充電池の場合は、電池の寿命は、使用機器・使用条件などで違いが出るため使用推奨期限は書かれていない。
充電池は、パッケージ(電池が入っている包装)と電池の表面に製造年月(何年何月に作られたか)が印刷してある。
充電池(エネループ)の例
2006年2月製造「06-02 AA」AA=単3形
パナソニック製の乾電池の使用推奨期限
乾電池エボルタ 単1~4形 10年
アルカリ乾電池 単1~4形 10年
アルカリ乾電池 V9角型 2~3年
カラーアルカリ乾電池 単3~4形 5年
1.5Vリチウム乾電池 単3~4形 15年
マンガン乾電池 単1~2形 3年
マンガン乾電池 単3~4形 2年
マンガン9V角型 1.5年
アルカリボタン電池 2年
コイン型リチウム電池 5年
乾電池・充電池の自然放電率(自己放電率) 1ヵ月・1年間に減る割合
自然放電(自己放電)とは、電池の容量が、使用していないにも関わらず、
[乾電池]
・アルカリ乾電池 1年間(12ヶ月)に2%~5%
[充電池]
・リチウムイオン電池 1ヶ月に5%、1~10%。
・ニッケル水素電池 1ヶ月に10~30%
・エネループ(ニッケル水素電池) 1年(12ヶ月)に10%
自然放電が小さい順に並べると
1.[乾電池] アルカリ乾電池 1年間(12ヶ月)に2%~5%
2.[充電池] エネループ(ニッケル水素電池) 1年(12ヶ月)に10%
3.[充電池] リチウムイオン電池 1ヶ月に5%、1~10%。
4.[充電池] ニッケル水素電池 1ヶ月に10~30%
以下、参考出典
「乾電池は、常温で、1年間に約3%~5%自然放電します」
出典 SONY
http://www.sony.jp/battery/qanda/#A1
「室温におけるニッケル水素充電池の自己 放電率は1日あたり 約1~2%で、1年 あたりの自己放電率 が2%のアルカリ乾電池と比べると、高いと言えます」
www.ni.com/white-paper/7859/ja/pdf
「リチウムイオン電池(充電池)の一月あたりの自己放電率は5%程度で、ニカド電池やニッケル水素電池の自己放電率と比較した際1/5以下に押さえられます」
出典 株式会社エジソンパワー
http://www.edisonpower.co.jp/lithium/
「一ヶ月あたりの自己放電率は、ニッケル水素電池は10~30%、リチウムイオン二次電池は1~10%」
出典 蓄電池バンク
http://batterybank.jp/glossary/sa/s_discharge.php
エネループの特徴と電池の残存率
kaden.watch.impress.co.jp/img/kdw/docs/499/566/html/ppt003.jpg.html ※上の画像は2011年時点の情報。
充電池の欠点である自然放電(自己放電)を克服したのが「エネループ」。自然放電を極力抑え1年間放置しても約90%の残存率がある。
■自然放電(自己放電)
エネループ: 1年(12ヶ月)に10%
普通のニッケル水素電池: 1ヶ月に10~30%
■エネループ 電池の残存率 ※公式発表
1年後 90%
3年後 80%
5年後 70%
10年後 70% ※スタンダードモデル(通常モデル)
公式サイト 2024年9月時点の情報(https://panasonic.jp/battery/feature/eneloop.html) 10年後でも残容量約70%保持を実現。(スタンダードモデル)※製造後の電池を20℃で保管時の残容量。
■エネループの容量残存率
エネループ プロ(大容量モデル)
1年後 約85%
エネループ(通常モデル)
1年後 約90% 10年後70%
エネループ ライト(低容量モデル)
1年後 約85% 5年後75%
■充電式エボルタの容量残存率
充電式エボルタ(大容量モデル)※生産終了
1年後 約65%
充電式エボルタ(通常モデル)※生産終了
1年後 約80%
充電式エボルタe(低容量モデル)※生産終了
1年後 約85%
出典 パナソニック公式サイト プレスリリース 2013年2月28日
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2013/02/jn130228-2/jn130228-2.html
エネループとエボルタの比較 [容量、使用回数、使用時間]
「eneloop(エネループ)」と「EVOLTA(エボルタ)」は、パナソニックの電池のブランド名。
エネループは、元は三洋電機の商品で、2009年にパナソニックの子会社となったために、現在はパナソニックブランドに変わっている。
2012年時点での国内市場占有率(シェア)
エネループ:60%超
エボルタ:約35%
出典 日経トレンディ
※2013年にエネループのデザインが変更され、現在は下のものに変わっている。
容量比較(単3電池の例)充電池、乾電池
エネループlite(低容量モデル、水色) お手軽モデル
950mAh(従来品) → 1050mAh(現在)
エネループ (通常モデル、白) スタンダードモデル
1900mAh(従来品) → 2000mAh(現在)
エネループpro(大容量モデル、黒) ハイエンドモデル
2450mAh(従来品) → 2500mAh(現在)
2023年発売のエネループは容量アップ。
※エネループliteは一度生産終了したが2023年に復活。
エボルタe(低容量モデル、白+オレンジ) 1000mAh
エボルタ(通常モデル、白+緑) 1950mAh
エボルタ(大容量モデル、白+黒) 2500mAh
※エボルタは生産終了
参考:アルカリ乾電池の容量について、アルカリ/マンガン乾電池に電池容量を表示していない理由
アルカリ乾電池などの乾電池は、電気製品によって取り出せる容量が変化して、電池容量が決められないために書かれていない。
例えば、時計やリモコンなどの低消費電流の機器では2000mAhを上回ったり、デジカメやストロボなどの大電流機器では2000mAhを大きく下回ったりする。
充電池の場合は、低消費電流から大電流機器までほぼ一定の電池容量が取り出せるので電池容量が書かれている。
「充電池は低消費電流から大電流機器までほぼ一定の電池容量が取り出せますが、アルカリ乾電池(マンガン乾電池も含む)は使用する機器の消費電流で、取り出せる電池容量が変化すると言う事が言えます。以上の事から、ニッケル水素電池などの充電池は使用する機器にほとんど影響されることなく電池の容量が引き出せるため、電池容量の記載が可能であります。一方、アルカリ乾電池などの乾電池は機器によって取り出せる容量が異なり、電池容量が決められないため電池容量を記載していません。」
出典 Panasonic 公式
http://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/p/1844,1845,1846/a_id/18153
繰り返し使用できる回数(単3・単4電池)
ポイント
・容量が小さい電池は繰り返し使用できる回数が多い。
・容量が大きい電池は繰り返し使用できる回数が少ない。
現在の回数
エネループlite(低容量モデル、水色) 1500回
エネループ(通常モデル、白) 600回
エネループpro(大容量モデル、黒) 150回
従来の回数
エネループlite(低容量モデル、水色) 5000回
エネループ(通常モデル、白) 2100回
エネループpro(大容量モデル、黒) 500回
エボルタe(低容量モデル、白+オレンジ) 単4:3000回、単3:4000回 ※生産終了
エボルタ(通常モデル、白+緑) 1800回 ※生産終了
エボルタ(大容量モデル、白+黒) 300回 ※生産終了
なぜエネループの繰り返し使用できる回数が減ったのか?
電池の性能が下がったわけではなく、2019年3月のJIS規格改定でニッケル水素電池のくり返し回数の表記が変更になったために回数が減った。
くり返し回数とは、充電と放電のくり返しが可能な回数のこと。
■旧規格
電池の定格容量(公称容量)の約60パーセントに低下するまでに、充電と放電のくり返し可能な回数。
■新規格
電池の定格容量(公称容量)の約100パーセント放電し、充電と放電のくり返し可能な回数。
エネループ(通常モデル、白)の場合
旧規格では60%使ってから(40%残った状態で)充電というのを繰り返すと2100回充電できる。
新規格では100%使ってから(0%残った状態で)充電というのを繰り返すと600回充電できる。
1回の充電で長い時間使えるのは?(単3・単4電池)
①低容量モデル ②通常モデル ③大容量モデルの放電性能比較(単3形、500mA、周囲温度25℃での連続放電時)
出典 公式サイトhttp://panasonic.jp/battery/charge/
ポイント
・容量が大きい電池は、長く使用できる。
エネループ(大容量モデル) > エネループ(通常モデル)
充電器 エネループとエボルタの互換性
※1つの充電器でエネループとエボルタを充電したい場合は、両方に対応しているモデルかどうかを確認してください。古い型の充電器は、エネループとエボルタの両方の充電に対応していないので注意が必要です。
充電器の型番 | |
---|---|
エネループ・エボルタ兼用 |
BQ-CC11、BQ-CC21~25、 ※上はBQ-CC52、BQ-CC53…という意味です。 |
エネループ専用(一例) | NC-TGL01、NC-TGN01、NC-TGU01 NC-TGR01~03、NC-TG1 NC-M47、NC-M58、NC-MR58 NC-MDU01、NC-MDR02 |
エボルタ専用(一例) |
BQ-CC(02・05・08・10・12・15・20・321・324・390・391・396・560) ※上はBQ-CC02、BQ-CC05…という意味です。 |
■パナソニック公式 簡易的な互換表「充電池と充電器の互換について」
充電池や充電器の互換性に関する情報はありませんか?PZ18096
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/18096
急速充電器の充電時間
・「急速充電器」は、「通常の充電器」の半分の時間で充電が終わる。
エネループ(通常モデル)単三充電地での比較
[通常の充電器] BQ-CC85使用
1~2本:約3時間30分
3~4本:約7時間
[急速充電器] BQ-CC85使用
1~2本:約1時間30分
3~4本:約3時間
・エネループpro(大容量モデル)では、通常モデルの充電時間の1.33倍、33%充電時間が長くなる。
・エネループlite(低容量モデル)では、通常モデルの充電時間の0.5倍、半分の時間で充電が終わる。
急速充電器 単三充電地の例
通常モデル1~2本:約1時間30分
大容量モデル1~2本:約2時間
低容量モデル1~2本:約45分
下は充電器BQ-CC55。色の違は電池の残量。
エネループの1回の充電でかかる電気代 4本で約1円
・単3充電池1本あたり 0.256円
・単3充電池4本充電して約1円
2024年4月公式発表
充電器BQ-CC85で単3充電池4本充電したときの電気料金 1.023円
2017年3月公式発表
充電器BQ-CC57で4本充電したときの電気料金 0.756円
充電池とアルカリ乾電池の値段比較 単三,単四(1本当たり)
※電池の値段は、Amazonで販売している電池の値段(2024年10月時点)。レビュー数が多くて、比較的売れている商品からピックアップしています。
単三 充電池
エネループ(大容量モデル) 4本 2400円 1本600円
エネループ(通常モデル) 4本 2081円 1本520円
東芝(TNH-3ME(WB)4P) 4本 1580円 1本395円
TOSHIBA IMPULSE 高容量タイプTNH-3AH4P 4本 1473円 1本368円
エネループ(お手軽モデル)[容量1050mAh] 4本988円 1本247円
TOSHIBA IMPULSE 高容量タイプTNH-3A 4P 4本 982円 1本245円
POWEROWL 大容量 8本 1799円 1本224円
EBL 2800mAh 8本 1797円 1本224円
BONAI 2800mAh 8本 1799円 1本224円
Amazonベーシック(1900mAh) 8本 1538円 1本192円
単三 アルカリ乾電池
パナソニック エボルタNEO 20本 1948円 1本97円
パナソニック LR6XJ/20SW 20本 1375円 1本69円
KINGCELL 20本 999円 50円
東芝 LR6AN 20MP 20本 891円 1本44円
パナソニックLR6RJA/32S(FFP) 32本 1370円 1本43円
三菱 LR6N/10S 10本 418円 1本42円
東芝 LR6L 20MP 20本 798円 1本40円
Amazonベーシック 20本 788円 1本39円
Lepro 48本 1799円 1本37円
Amazonベーシック 48本 1455円 1本30円
三菱 LR6N/10Sx4 40本 1221円 1本30円
三菱(10Px3個セット) 30本 879円 1本29円
Amazonベーシック 100本 2692円 1本27円
単四 充電池
エネループ(大容量モデル) BK-4HCD/4HA 4本2400円 1本600円
エネループ(大容量モデル) BK-4HCD/4C 4本2296円 1本574円
エネループ(スタンダードモデル) BK-4MCD/4HA 4本2180円 1本545円
エネループ(スタンダードモデル) BK-4MCD/4H 4本1668円 1本417円
東芝 TNH-4ME(WB)4P 4本1580円 1本395円
エネループ(お手軽モデル) 4本1305円 1本326円
東芝 IMPULSE 高容量タイプ(min.900mAh) 4本1218円 1本304円
BONAI充電式電池 8本1099円 1本275円
Amazonベーシック充電池 4本886円 1本222円
東芝 IMPULSE(min.750mAh) 4本851円 1本213円
POWEROWL 8本1099円 1本137円
EBL 12本1297円 1本108円
単四 アルカリ乾電池
パナソニック エボルタNEO 20本1529円 1本76円
Lepro 24本1298円 1本54円
三菱電機 LR03N/10S 10本467円 1本47円
東芝 LR03AN 20MP 20本891円 1本45円
東芝 LR03L 20MP 20本780円 1本39円
KINGCELL 36本999円 1本28円
Amazonベーシック 100本2549円 1本25円
今回の調査のまとめ(2024年10月時点)
単三 充電池 192~600円
単三 アルカリ乾電池 27~97円
単四 充電池:108~600円
単四 アルカリ乾電池:25~76円
アルカリ乾電池と充電池 どちらを買うのが得か
単三電池の場合
単三 充電池:192~600円
単三 アルカリ乾電池:27~97円
※充電池を10年だけ使う、1回分の使用時間が充電池とアルカリ乾電池で同じであるとした場合。
①充電池とアルカリ乾電池の最高価格と最低価格の平均で考えた場合
充電池 (600+192)÷2=396円
アルカリ乾電池 (97+27)÷2=62円
((600+192)÷2)÷((97+27)÷2)=6.3871
・アルカリ乾電池を10年間に7回以上電池交換する電気製品の場合は、充電池を買った方が得。
・電池交換の回数が7回未満の場合は、アルカリ乾電池の方が得。
②エネループ(通常モデル)と最も安いアルカリ乾電池を比較した場合
[充電池]エネループ(通常モデル、白) 1本520円
[乾電池]アルカリ乾電池(Amazonベーシック) 1本27円
520÷27=19.2593
・単三アルカリ乾電池(最安)を10年間に20回以上電池交換する電気製品の場合は、単三エネループ(通常モデル)を買った方が得。
単三エネループ(大容量モデル,黒) 1本600円 600÷27=22.22 →23回以上
単三エネループ(通常モデル,白) 1本520円 520÷27=19.25 →20回以上
単三エネループ(お手軽モデル,水色) 1本247円 247÷27=9.14 →10回以上
単四電池の場合
単四 充電池:108~600円
単四 アルカリ乾電池:25~76円
※充電池を10年だけ使う、1回分の使用時間が充電池とアルカリ乾電池で同じであるとした場合。
①充電池とアルカリ乾電池の最高価格と最低価格の平均で考えた場合
充電池 (600+108)÷2=354円
充電池 (574+108)÷2=341円
アルカリ乾電池 (76+25)÷2=50.5円
((600+108)÷2)÷((76+25)÷2)=7.001
((574+108)÷2)÷((76+25)÷2)=6.75
・アルカリ乾電池を10年間に7回以上電池交換する電気製品の場合は、充電池を買った方が得。
・電池交換の回数が7回未満の場合は、アルカリ乾電池の方が得。
②エネループ(通常モデル)と最も安いアルカリ乾電池を比較した場合
[充電池]エネループBK-4MCD/4HA(通常モデル、白) 1本545円
[充電池]エネループBK-4MCD/4H(通常モデル、白) 1本417円
[乾電池]アルカリ乾電池(Amazonベーシック) 1本25円
545÷25=21.8
417÷25=16.68
((545+417)÷2)÷25=19.24
・単四アルカリ乾電池(最安)を10年間に20回以上電池交換する電気製品の場合は、単四エネループ(通常モデル)を買った方が得。
エネループ(大容量モデル,黒) 1本574円,600円 →24回
((574+600)÷2)÷25=23.48
エネループ(スタンダードモデル,白) 1本417円,545円 →20回
エネループ(お手軽モデル,水色) 1本326円 326÷25=13.04 →14回
エネループ充電池 1回分のコスト
単三 エネループ(通常モデル、白)1本520円を10年間使うとき。
充電回数が多いほど1回分のコストが下がる。
520÷5回= 1回104円 ※2年に1回電池交換する
520÷10回= 1回52円 ※1年に1回電池交換する
520÷20回= 1回26円 ※半年に1回電池交換する
520÷40回= 1回13円 ※3カ月に1回電池交換する
520÷60回= 1回8.7円 ※2カ月に1回電池交換する
520÷120回= 1回4.3円 ※1カ月に1回電池交換する
目安
2年に1回交換 → アルカリ乾電池
1年に1回交換 → アルカリ乾電池 か エネループ
1年に2回以上交換 → エネループ
用途別 おすすめの電池(充電池orアルカリ電池) まとめ
※家電機器、家電製品、家庭用電気製品、電化製品などの呼び方を「電気製品」で統一しています。
災害時の備え
・アルカリ乾電池
・リチウム乾電池 ※注意:リチウムイオン電池(充電式)ではない。
・エネループ(通常モデル) 10年後でも70%の容量残存率(※通常モデル)
※値段を考えるとアルカリ乾電池がおすすめ。
※リチウム乾電池の方がアルカリ乾電池よりもパワーがあり長持ちする。パナソニックの1.5Vリチウム乾電池の場合、使用推奨期限が、エボルタ乾電池10年・アルカリ乾電池5~10年に対して、1.5Vリチウム乾電池が15年となっている。
1~2年以上電池交換の必要がない電気製品
・アルカリ乾電池
・マンガン乾電池
・エネループlite(低容量モデル、水色)
(例):リモコン、時計、ガス・石油機器の自動点火など、電力消費が小さいものに。
※マンガン乾電池とアルカリ乾電池が同じ値段の場合は、幅広い用途に使えるアルカリ乾電池の方がおすすめ。パナソニックの乾電池(単三・単四)の使用推奨期限では、アルカリ乾電池が5~10年、マンガン乾電池が2年となっている。
エネループlite お手軽モデル ※水色
※エネループliteは、エネループ(通常モデル、白)と比べると、値段半分、使用時間半分(電池が切れるまでの時間が半分)。繰り返し使用できる回数は1500回。
半年~1年以内に電池が切れる電気製品 → 充電池
①一般の電気製品
・エネループ(通常モデル、白)
・アルカリ乾電池
・エネループlite(低容量モデル、水色)
②短時間で、電池を消費する電気製品
・エネループ(大容量モデル、黒)
・エネループ(通常モデル、白)
(例)
・デジタルカメラ、ストロボ
・ラジコン
・携帯電話用の充電器
・ゲームのリモコン
※大容量モデルは通常モデルと比べると、1回の充電でより長い時間使えるが、繰り返し使用できる回数が少なくなる。
エネループ(通常モデル、白) 600回
エネループpro(大容量モデル、黒) 150回