ボクシングの1試合のファイトマネー、ボクサーの年収のまとめです。
目次
- 1 プロボクシングの階級
- 2 ボクシングのファイトマネー
- 3 ガッツ石松(1949年-) 具志堅用高(1955年-) 輪島功一(1943年-)
- 4 坂本博之(1970年-)
- 5 村田諒太(1986年-)
- 6 長谷川穂積(1980年-)
- 7 亀田興毅(1986年-)
- 8 西岡利晃(1976年-) 畑山隆則(1975年-)
- 9 『1分間の深イイ話×ボクシング世界戦 緊急生放送2時間SP』 7人のボクシング元チャンピオンの最高のファイトマネーをランキングで紹介
- 10 井上尚弥(1993年-)
- 11 モハメド・アリ(1942-2016年 米)
- 12 マイク・タイソン(1966年 米)
- 13 マニー・パッキャオ(1978年 フィリピン)、 フロイド・メイウェザー・ジュニア(1977年 米)
- 14 『フォーブス』スポーツ選手長者番付 年収
プロボクシングの階級
階級名称 | 体重 kg |
---|---|
ヘビー級 | 90.719kg超 |
クルーザー級/ジュニアヘビー級 | 90.719kg以下 |
ライトヘビー級 | 79.379kg以下 |
スーパーミドル級 | 76.204kg以下 |
ミドル級 | 72.575kg以下 |
スーパーウェルター級/ジュニアミドル級/ライトミドル級 | 69.853kg以下 |
ウェルター級 | 66.678kg以下 |
スーパーライト級/ジュニアウェルター級/ライトウェルター級 | 63.503kg以下 |
ライト級 | 61.235kg以下 |
スーパーフェザー級/ジュニアライト級 | 58.967kg以下 |
フェザー級 | 57.153kg以下 |
スーパーバンタム級/ジュニアフェザー級/ライトフェザー級 | 55.338kg以下 |
バンタム級 | 53.524kg以下 |
スーパーフライ級/ジュニアバンタム級/ライトバンタム級 | 52.163kg以下 |
フライ級 | 50.802kg以下 |
ライトフライ級/ジュニアフライ級 | 48.988kg以下 |
ミニマム級/ストロー級/ミニフライ級 | 47.627kg以下 |
アトム級/ライトミニマム級/ミニマム級/ストロー級/ミニ級 | 46.266kg以下 |
出典「Wikipedia」2015年5月5日閲覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/ボクシング
ボクシングのファイトマネー
飯田覚士(1969年-)WBA世界スーパーフライ級王者【防衛2】
バラエティ番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の企画「ボクシング予備校」を知り応募、世界王者にまで登りつめた。
amazon レギュラーカード
「1試合あたりのファイトマネーは、例外はあるものの、基本的には、デビュー戦の4回戦なら規定で6万円、6回戦に上がれば10万円程度になっています。そこからマネジメント料としてジムが33%取るので、手取りは4回戦約4万円、6回戦6万7000円ですね。その割合はチャンピオンになっても変わりません。ジム側はそれ以上は取ってはいけないルールなんです」と教えてくれたのは、元WBA世界ジュニアバンタム級チャンピオン・飯田覚士さん。
「タイトルマッチなどの大きな試合であれば、その選手がどれくらい集客数が見込めるか、テレビの放映権料がどれくらいかによって金額が決まるので、勝敗は関係ないんです。ランキングが何位とか、チャンピオンかどうかで上がるわけでもないんですが、人気があって強い選手は額が上がります。それだけ集客の見込みがありますから。逆に下手な試合をしたり、負けたりすると額が下がってしまいます。プロボクサーとしての年収が20万円以下なんて選手もざらにいますよ」
「もちろん不満はあるとは思いますが、お金のためでなく勝ちたいという思いとか、チャンピオンベルトのために闘っているんです。それでこそ本物のボクサーでしょう。ただ、ほんのひと握りの人たちは、1試合で億単位のファイトマネーを手に入れることができる。そんなドリームが確実に存在する世界なんです」
ファイトマネーの相場(飯田覚士さんによる)
世界タイトルマッチ | 2、3000万円~1億円 |
日本タイトルマッチ | 30万円~数百万円 |
A級ライセンス(8回戦以上) | 15万円程度 |
B級ライセンス(6回戦) | 10万円 |
C級ライセンス(4回戦) | 6万円 |
上記額の33%がジムのマネジメント料。1年間に4、5試合が一般的なボクサーの試合サイクルなので、大半のボクサーは、ボクシングだけで食べていくのはまず無理なのだとか。
出典 webR25 2008年6月19日
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20080619-90004384-r25
・一般的に、重いクラスは高く、軽いクラスは安い。
・ヘビー級のラスベガスの試合などは両者合わせて約百億円のお金が動く。
・ファイトマネーは勝ち負けに関係なく受け取れる。
・お金はチャンピオンがもらうのではなく、チャンピオン「側」がもらう。ジムに入ったり、必要経費に取られたりするので、チャンピオン個人が受け取るのはスズメの涙の時もある。
出典 Yahoo!知恵袋 2009年8月
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1029543540
ファイトマネーは見込み興行収入によります。テレビがつくか、チケットが売れるか、など人気によります。まず国内のチャンピオンですが、初防衛戦からオプションが切れるまでは基本は300万円前後です。オプションが無くなると、視聴率次第ですので、目安としては、直近の試合の状況を見て、チャンピオン、チャレンジャー合算で以下の数値ぐらいになると思います。
テレビなし、観客3000人以下の見込み:400万
テレビなし、観客3000人以上の見込み:600万~1000万
テレビ視聴率10%以下:1500万
テレビ視聴率15%以下:3000万
テレビ視聴率20%以下:5000万
テレビ視聴率25%以下:1億
テレビ視聴率30%以下:2億
テレビ視聴率35%以下:3億
※視聴率にあわせて会場収入は増えると想定
あくまでも、過去の公表されている数字をもとにテレビ局が出せる金額を考慮したものです。チャレンジャーは普通の選手で、過去にチャンピオンになっていなければ、100万円(1万ドル)が基本です(これは国際的な基準)。
出典 教えて!goo 2009年1月
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4621137.html
ガッツ石松(1949年-)
具志堅用高(1955年-)
輪島功一(1943年-)
輪島功一(1943年-)WBA・WBC世界スーパーウェルター級王者【防衛6】
ガッツ石松(1949年-)WBC世界ライト級王者【防衛5】
具志堅用高(1955年-)WBA世界ライトフライ級王者【防衛13】※日本人男子最多記録
1979 リングはぼくの戦場だ―具志堅用高自伝
『ボクらの時代』(2010.3.28放送)
《3人が稼いだ額は?》
ガッツ
「だけどさぁ僕たちワンフレッドで何度も奢ってもらって、ちょっと行くと、ご馳走になってさぁ、それとは別に稼ぎがあった訳で。みんな、どのくらい稼いだ?」
輪島
「俺4回戦で4億5千万円稼いだんだよ! でもそっち(具志堅)の方が稼いでるよね?」
ガッツ
「世界タイトルマッチは15試合やったもんな?」
具志堅
「僕は稼いだ金、どこいっちゃってるかわかんないもんなぁ~あっちこっち行っちゃって。残ったのは自宅だけ。でも1試合だと幾らなの?」
輪島
「6500万円かな?1試合で。」
具志堅
「手取りで?」
輪島
「手取りだと5000万円かな?」
具志堅
「僕の場合、7500万円のファイトマネーで手取りが3500万円っていうのが、わかんないよなぁ~」
輪島
「税金で半分持ってかれちゃうんだよね。」
ガッツ
「でも稼いだお金で何買った?一番高い買い物で」
輪島
「今のうちかな?」
具志堅
「やっぱ自宅かな? 僕なんか自宅建ててる時に、1500万円くらい足りなかったんだよ! それで世界戦の時、これ勝てなかったらどうしようかな?って感じで。試合してて、防衛出来たから良かったけどさぁ。」
出典 http://plaza.rakuten.co.jp/gunchichi/diary/201003280000/
amazon レギュラーカード No.96 具志堅用高
具志堅用高
「少なくとも自分の持っている7割ぐらいの時間と情熱を傾けなきゃ勝てない。頭の中をボクシングでいっぱいにしなきゃ世界は狙えない」
「僕は現役時代、自分の部屋にいるときでも、頭の中ではいつもパンチが出ていた。ボクシングのことしか頭になかった。最後は自分を信じて、どれだけ時間と情熱が傾けられるかなんですよ」
坂本博之(1970年-)
坂本博之(1970年-)東洋太平洋ライト級王者
坂本博之不動心
日本タイトルを獲って、ようやくボクシングだけで生活できるようになりました。デビュー時のファイトマネーが3万円、新人王で10万円、日本タイトルに挑戦するときでも50万円ですからね。だから日本チャンピオンになるまでは焼き鳥屋でバイトしてました。
日本チャンピオンの防衛戦のファイトマネーは100万円ほどだった。
出典 人材バンクネット「練習で泣いて、試合で笑え」2007.2.19
http://www.jinzai-bank.net/edit/info.cfm/tm/069/
村田諒太(1986年-)
村田諒太(1986年-)ロンドンオリンピックミドル級金メダリスト。WBA世界ミドル級王者【防衛1】。
村田諒太フォトブック FIGHT
2013年 プロデビュー戦
「村田のファイトマネーは、デビュー戦として破格の1000万円。相手の柴田は200万円」(関係者)
出典 日刊ゲンダイ 2013年8月26日 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130826-00010002-nkgendai-spo
2022年 ゴロフキン戦 WBA・IBF世界ミドル級王座統一戦
推定でゴロフキンが15億円、村田が5億円のファイトマネー。ゴロフキンは19年に6試合契約でDAZNと約1億ドル(約120億円)の契約を結んでいる。
出典 日刊スポーツ 20220409 https://www.nikkansports.com/battle/news/202204080001473.html
長谷川穂積(1980年-)
長谷川穂積(1980年-)WBC世界バンタム級王者【防衛10】、WBC世界フェザー級王者、WBC世界スーパーバンタム級王者。
長谷川穂積 意志道拓
世界王者・長谷川穂積が16日、昨年3試合を消化した防衛戦のファイトマネーなどによる年収が税込みで総額1億円を超えていたことを明かした。2005年4月の世界初挑戦奪取以来初という。
出典 スポニチ 2009年2月
http://www.sponichi.co.jp/osaka/spor/200902/17/spor217679.html
亀田興毅(1986年-)
亀田興毅(1986年-)【防衛8】※防衛8でスーパーフライ級へ転向
WBA世界ライトフライ級王者。WBC世界フライ級王者。WBA世界バンタム級王者。日本人初の3階級制覇王者。
亀田興毅伝説!! 浪速乃闘拳 世界への軌跡
日本初の3階級制覇を成し遂げたWBA世界バンタム級王者、亀田興毅の2011年の年収が1億円に届かず、9000万円台だったことが判明。抜群の知名度を誇り、テレビ出演も多い亀田は昨年、本業でも3度の防衛戦をこなした。1試合平均で約3000万円。
出典 sportiva 2012.04.03
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/keiba_fight/2012/04/03/3000/
番組「エゴサーチTV」の中で、3階級王者として防衛戦に勝利していた2011年時点では、ファイトマネーは3,000万円、年収は9,000万円だったとの記事について触れた。
亀田は「2011年ではこんなもんやけど、その前はもっとありましたよ」と反論し、1試合で1億円のファイトマネーだったことを明かした。(1億円レベルの試合は数回程度) 「内藤戦は違いますよ、自分が挑戦者やったからね。チャンピオンに初めてなったときはそれくらいあったんちゃいますか。8,000万とか」と明かした。
出典『エゴサーチTV』(AbemaTV) 2017.12.22放送
西岡利晃(1976年-)
畑山隆則(1975年-)
西岡利晃(1976年-)WBC世界スーパーバンタム級王者【防衛7】
畑山隆則(1975年-)WBA世界スーパーフェザー級王者【防衛1】、WBA世界ライト級王者【防衛2】
西岡利晃 すべては夢の過程だから。
西岡利晃。昨年10月、米国ラスベガスで行なったV7戦では、ドル建てで総額100万ドル(約7800万円)の報酬を得ている。
「2000年から2001年にかけて防衛戦をこなしたWBA世界ライト級王者時代の畑山隆則は、初防衛戦と2度目の防衛戦で各5000万円、3度目の防衛戦では手取り7000万円をもらったと自著で公表している。これらは畑山の希望で、すべて現金支給だったという。さらに、それらの現金を紙袋に入れて自宅に持ち帰ったというのだから驚きだ。
畑山隆則 ボクシング界のぶっちゃけ話
そして日本での最高報酬額としては、94年の辰吉丈一郎対薬師寺保栄のWBC世界バンタム級王座統一戦で、320万1500ドル(約3億4200万円・当時)という途方もない記録がある。これは両選手の報酬にプロモーターの利益も含めた数字だが、後にも先にも日本人の試合で、これほどの数字が提示された例はない。また、1960年代に一世を風靡した海老原博幸が、当時2000万円の報酬を手にしたという報道を目にしたこともある。現在の貨幣価値に置き換えると、優に1億円を超えるはずだ。
ただし、こんな景気のいい話は、例外中の例外といえる。過去には世界戦に出場しながら結果的に無報酬、あるいは数十万円だったという話もあるほどだ。
日本では仮に世界王者になったとしても、慣例的なオプション契約によって、前王者側に2度ないし3度の興行権を握られるケースが多い。その場合、試合をしない前王者側が多くのギャラを持って行くため、実際に試合をする新王者の報酬額が極端に低く抑えられてしまうことがある。王者という名誉は手に入れても、実(報酬)の面が伴わない現実があるのだ。
階級や選手の人気度、さらにはプロモーターの力量にもよるが、日本人世界王者の報酬はおおむね初防衛戦で300万円~1000万円、2度目の防衛戦で500万円~2000万円が相場と推定される。前王者とのオプションが切れる3度目以降は報酬の上昇率も上がるが、これも人気に左右される部分が大きい。現状では、西岡が得た100万ドルが日本人世界王者の上限相場とみていいだろう。
海外、特にアメリカでは、マニー・パッキャオ(フィリピン)やフロイド・メイウェザー(アメリカ)といったスーパースターが、1試合で2000万ドル(約16億8000万円)超の報酬をゲットしているが、これはペイパービュー(PPV)による集金システムが確立されているためといえるだろう。彼らの試合をテレビで見るためには55ドル(約4600円)を払う必要があり、その契約軒数に応じて、選手に歩合報酬が加算される仕組みになっているからだ。たとえば、最近の彼らのPPVの契約軒数を約100万軒と仮定して計算してみよう。すると、『4600円×100万軒=46億円』が集金された計算になる。彼らのようなスーパースターのギャラは、『最低保障報酬+PPVの歩合報酬』という二重構造になっているため、莫大な金額が入るのである。
しかし、知名度の低い世界王者となると、アメリカでも待遇は冷ややかだ。今年1月に行なわれたWBA内のスーパーバンタム級王座統一戦では、下田昭文からベルトを奪った正規王者リコ・ラモス(アメリカ)の報酬が約580万円、暫定王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/アメリカ)が約480万円だった。ただ、この勝負に勝ったリゴンドーは、6月にパッキャオ戦の前座に出場することが決定。それにより、次戦は前回の数倍の報酬が見込まれている。」
出典 sportiva 2012.04.03
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/keiba_fight/2012/04/03/3000/
『1分間の深イイ話×ボクシング世界戦 緊急生放送2時間SP』
7人のボクシング元チャンピオンの最高のファイトマネーをランキングで紹介
竹原慎二(1972年-)WBA世界ミドル級王者 【防衛0】
井岡弘樹(1969年-)WBC世界ミニマム級王者 【防衛2】、WBA世界ライトフライ級王者 【防衛2】
渡嘉敷勝男(1960年-)WBA世界ライトフライ級王者 【防衛5】
竹原スタイル 奇跡を起こす人になれ
竹原慎二:600万円 【防衛0】
具志堅用高:3000万円 【防衛13】
渡嘉敷勝男:3500万円 【防衛5】
井岡弘樹:4000万円 【防衛2】
輪島功一:6500万円 【防衛6】
ガッツ石松:7500万円 (現在の価値で1億8000万円) 【防衛5】
薬師寺保栄:2億3900万円 (辰吉丈一郎戦、1994年時点で日本ボクシング界最高金額) ※ 【防衛4】
出典 『1分間の深イイ話×ボクシング世界戦 緊急生放送2時間SP』2013年4月8日(日本テレビ)
http://ameblo.jp/kooks-chelica/entry-11507704655.html
※ 辰吉vs薬師寺戦のファイトマネーについて
辰吉丈一郎(1970年-)WBC世界バンタム級王者 【防衛2】
薬師寺保栄(1968年-)WBC世界バンタム級王者 【防衛4】
1994年12月 辰吉対薬師寺戦 平均視聴率:関東39.4%、関西43.8%、東海52.2%(平均)
※ボクシングの過去最高視聴率は、1978年5月 WBA世界Jフライ級タイトルマッチ 具志堅用高×ハイメ・リオス 43.2%(関東地区)
wikipedia
「両陣営は試合の交渉をしましたが、互いにテレビの中継局や試合会場を巡って衝突。辰吉陣営は折衷案を提案するものの、松田会長は正規王者を抱えるプライドもあり断固拒否。結局、交渉は決裂し、異例の入札となります。落札したのは薬師寺陣営。その落札額は342万ドル。なんと、当時のレートで3億4200万円の巨額なファイトマネーとなりました。また、この試合は王座統一戦なので、両者はファイトマネーを折半。双方のファイトマネーは1億7100万円にもなりました。
ちなみに、この巨額のファイトマネーにはカラクリがあります。というのも、両陣営とも、興行の収入からファイトマネーや会場使用料などの諸経費を含めた支出を差し引くと、数千万円の巨額の赤字を抱え込む事になるからです。なので、両陣営とも支出を抑える為、落札したら自陣営のボクサーに対して、規定通りのファイトマネーを支払わない旨を入札前に伝えてました。つまり、落札した薬師寺陣営は相手の辰吉には1億7100万円は支払うが、薬師寺には同額を出さないという事です(一説には、薬師寺のファイトマネーは3~4000万円らしいです)。ファイトマネーからジムが徴収できるのは33%なので、不当な搾取が無い限り、辰吉は差し引き1億円以上もの大金を手にした事になります。もちろん、この額は、現在においても日本ボクシング史上最高のファイトマネーです。」
出典 http://blog.goo.ne.jp/nekonabe48/e/15e392d1fa2b2aa5072849ecf86bd17f
「ファイトマネーは五分の1億7100万円で、マネジメント料33%を引いても1億1457万円。辰吉は日本人最高額となった。薬師寺は違った。当時は試合後の報告書が公表され、2500万円と判明した。」
出典 日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/battle/news/202006030000609.html
井上尚弥(1993年-)
Sports Graphic Number 2024年 6/13 号
井上尚弥(1993年-)WBC世界ライトフライ級王者、WBO世界スーパーフライ級王者、WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者。3階級制覇王者。※2020年時点
担当トレーナーは父の井上真吾。
ファイトマネー
2017年 アントニオ・ニエベス戦 約2000万円(18.25万ドル)
2019年 WBSS準決勝 基本給+勝利給で約8768万円(約80万ドル)の見通し
2019年11月 WBSS決勝 ドネア戦 優勝賞金は総額約1.08億円超(100万ドル)
2021年12月 防衛戦 1.2億円+PPV分報酬上乗せ
「この試合は番組ごとに視聴料を支払うペイ・パー・ビュー(PPV)方式で放映され、関係者によると当初設定した数字を上回る数万件規模の契約があり、井上の報酬に上乗せがあったという。」
出典 朝日新聞 20220408 https://www.asahi.com/articles/ASQ485R34Q48UTQP018.html
2023年7月 フルトン戦 6.4~7.9億円(500万ドル)
2024年5月 ルイス・ネリ戦 10億円超?
「大橋会長は会見後にも取材対応。井上の報酬はファイトマネーの他に、放映権料やスポンサー収入、グッズ販売など全てを合わせた場合、「超大台(10億円)に乗ったのか」という問いに対し「過去最高です。全然いっています」と明かした。」
2024年9月 ドヘニー戦 推定9.3億円
スポンサー収入
2019年 井上尚弥5億円オファー スポンサー10社超名乗り
「ボクシング2団体(WBAスーパー・IBF)統一バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)に10社以上の企業から総額約5億円ものスポンサー契約オファーが届いたことが8日、分かった。
井上のスポンサー担当者によると、既に10社以上の有力企業からスポンサー契約に関する打診、オファーが届いたという。同担当者は「平均で1社あたり4000~5000万円の条件」と明かした。単純計算でも5億円近くになる。」
出典 日刊スポーツ 2019.11.9 https://www.nikkansports.com/battle/news/201911080000759.html
父・真吾トレーナー
「ナオ(尚弥)のことを天才って言われたりするけど、内心、冗談じゃねえよって。できないこともできるようにするため、血と涙がにじむような練習を小1から続けてきた。そんなに簡単に片付けられたくない。努力は天才に勝るんです」
出典 スポーツ報知 2019.11.8 https://hochi.news/articles/20191108-OHT1T50055.html
モハメド・アリ(1942-2016年 米)
モハメド・アリ(1942-2016年)世界ヘビー級王者 【防衛10】
2009 Facing Ali
1試合で最も多く稼いだのは、ジョージ・フォアマン戦で双方が500万ドル。(当時の固定レート360円=18億円)
フレイジャーとの第一戦では双方の最低補償額が250万ドル、3戦トータルで1千万ドル=36億円
その他のタイトルマッチでは100~150万ドルと考えるのが妥当な金額だと思います。
出典 モハメッド.アリはファイトマネーはいくら位もらってましたか? – Yahoo!知恵袋 2012/3/27
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1084327280
モハメド・アリ対アントニオ猪木 ファイトマネー
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1976年に行われた、新日本プロレス企画の「格闘技世界一決定戦」。日本のプロレスラーであるアントニオ猪木(1943-2022年)と、ボクシング世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリによる異種格闘技戦で「世紀の一戦」とされた。結果は引き分け。
猪木がリングに登場する時に流れる「イノキ、ボンバイエ」の連呼で始まる入場曲は、アリの伝記映画「モハメド・アリ / ザ・グレーテスト」の挿入歌で、対戦を機にアリから友情の証しとして贈られた。
アリのファイトマネーは610万ドル(約18億3000万円)
www.excite.co.jp/News/reviewmov/20160612/E1465708492218.html
猪木「アリのほうはクローズドサーキットの権利とかほとんど持っていった。収益が三十何億円あっても、オレらの取り分は何%だけ。あとはみんなアリ…という契約だったから。」
アリ側に莫大なファイトマネーを支払ったこともあり、試合を主催した新日本プロレスは「三十数億円の借金」を背負うことになる。
www.tokyo-sports.co.jp/prores/mens_prores/536714/
マイク・タイソン(1966年 米)
マイク・タイソン(1966年-)世界ヘビー級王者【防衛9】
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身長180cmとヘビー級のボクサーとしては小柄ながらも、パウンド・フォー・パウンドと言われるまで上り詰めたたマイク・タイソン。1985年のプロデビューから事実上の引退試合をした2005年までの20年間に稼いだ金は、3億ドル(約230億円)以上とされる。しかし、金に糸目をつけないきらびやかな生活を送り続け、03年に自己破産を申請。毎月の生活費が40万ドル(約3,000万円)だったというマイクは、2人目の妻と離婚する際、900万ドル(約7億円)の慰謝料を支払うなど、湯水のように金を使い、破産申請時の借金額は2,700万ドル(約21億円)で、うち1,700万ドルが米・英2カ国での税金滞納額だったと伝えられている。
出典 サイゾーウーマン 2011年9月4日
http://www.cyzowoman.com/2011/09/post_4136.html
1990年2月 ジェームス・ダグラス戦(東京ドーム)
タイソン900万ドル、ダグラス100万ドル、両者合わせても当時のレートで約15億円。
出典 スポニチ 20220410 https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2022/04/10/kiji/20220410s00021000111000c.html
1997年6月 イベンダー・ホリフィールド第2戦
ファイトマネーは35億円程度
出典 週プレNews 2015年2月27日 http://www.excite.co.jp/News/sports_clm/20150227/Shueishapn_20150227_44191.html
マニー・パッキャオ(1978年 フィリピン)、
フロイド・メイウェザー・ジュニア(1977年 米)
マニー・パッキャオ(1978年-)6階級制覇
WBC世界フライ級王者。IBF世界スーパーバンタム級王者。WBC世界スーパーフェザー級王者。WBC世界ライト級王者。WBO世界ウェルター級王者。WBC世界スーパーウェルター級王者。
身長 168cm、リーチ 170cm
※フライ級からスーパーウェルター級まで10階級差、体重幅は約19キロ。
フロイド・メイウェザー・ジュニア(1977年-)5階級制覇
WBC世界スーパーフェザー級王者。WBC世界ライト級王者。WBC世界スーパーライト級王者。IBF世界ウェルター級王者。WBC世界ウェルター級王者。WBC世界スーパーウェルター級王者。WBA世界ウェルター級スーパー王者。WBA世界スーパーウェルター級スーパー王者。
身長 173cm、リーチ 183cm
2015年5月2日
en.wikipedia.org
パッキャオ対メイウェザー 両者の合計報酬は推定240億円超
報酬だが、パッキャオに8000万ドル(約96億円)、メイウェザーに1億2000万ドル(約144億円)が保障されていると伝えられる。ただし、これはあくまでも最低保障である。アラム・プロモーターはPPVの契約が400万件台になった場合、それらの売り上げのうち3億ドル(約360億円)をパッキャオとメイウェザーに分配することになるだろうという。両陣営間ではパッキャオ=4、メイウェザー=6の比率で分けることが合意されているため、パッキャオは1億2000万ドル(約144億円)、メイウェザーは1億8000万ドル(約216億円)の報酬を得る試算になる。これは社員数百人の会社の年商に相当する金額だ。
出典 huffingtonpost 2015年04月14日
http://www.huffingtonpost.jp/wowow/boxing_b_7059888.html
ボクシングのPPV放送に批判的な声も
「米国のプロモーターたちはコアで熱心なファンにターゲットを絞り、PPV放送される魅力的なカードのマッチメークを仕掛けてきた。だが、ビッグイベントの収益源となるPPV放送について、批判的な声が増えてきている。創刊93年の歴史を誇る米ボクシング専門誌「リング」の最新号でも、マイケル・ローゼンタール編集長は『PPVはボクシングにとって危険なビジネスモデルだ』と書いている。一般のファンは数十ドルも払ってボクシングを見ようとしてくれない。PPVはボクシングを一般大衆から遠ざけ、マニアだけのスポーツ、マイナースポーツにしてしまったという声が多いのだ。」
出典 日本経済新聞 2015/5/5
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO86432980U5A500C1000000/?df=2
元WBC・IBF世界ヘビー級王者ラリー・ホームズの意見
ラリー・ホームズ(1949年 米)世界ヘビー級王者【防衛17】
※ラリー・ホームズは、モハメド・アリ引退後からマイク・タイソン台頭までの、1970年代末期から1980年代前半の「ポスト・アリ」時代に最盛期を迎え、ヘビー級で長期政権を築いた。
「近年のボクシング界の多額のファイトマネーによるスポーツ理念やモラルへの悪影響について問われたホームズは、「そんなことはない。選手はよりハングリーになる」と話し、29年間現役を貫いたレジェンドらしい持論を述べた。」
出典 sportingnews.com 2017.12.29
1試合の報酬は50億以上。メイウェザー“長寿”の秘訣。~15年間無敗の稼げるボクサー~
「ラスベガスで行なわれたスーパーウェルター級王座統一戦では、メキシコのアイドル、サウル・アルバレスの強打を封じて12回判定勝ち。この1試合だけで、報酬は推定50億円以上というから、べら棒な数字だ。
米国のボクシングではペイ・パー・ビュー(PPV)が普及して以降、巨大なマネー・ゲームが展開されている。
世界チャンピオンになった’98年以来、5階級を制してなお不敗を維持し、15年間も世界のトップに君臨し続けているという実績が圧倒的人気の秘訣だろう。その曲芸師かダンサーのような身のこなしで相手のパンチをかわす天才と、リング外の王様のような振る舞いは、日本の若い選手の間でも憧れとなっている。
アルバレス戦では若干の勘の衰えも感じさせたが、36歳にしてなお「パウンド・フォー・パウンド」最強の座を維持するのは只者ではない。そこまでの長寿の秘訣は、元々打たせないこと、そして試合数が最近は年に1、2度と少ないことだろう。1試合で大金を稼ぐのだから当然の選択だが、お金で“寿命”を買える希少な存在なのかもしれない。」
出典 NumberWeb 2013/10/14
http://number.bunshun.jp/articles/-/716768
『フォーブス』スポーツ選手長者番付 年収
アメリカの経済誌『フォーブス』が毎年発表する、収入の多い世界のスポーツ選手のランキング。収入は、年俸など競技活動によって得られるものと、事業・広告・宣伝活動によって得られるものの合計。したがって競技活動を引退した選手がランキングに載ることがある。
2000年以降 1ドル=100円前後 (80~125円)
フロイド・メイウェザー・ジュニア(1977年 米) 5階級制覇
2012年 年収8500万ドル 『フォーブズ』1位
2013年 年収3400万ドル 『フォーブズ』
2014年 年収1.05億ドル 『フォーブズ』1位
2015年 年収3億ドル 『フォーブズ』1位
2016年 年収4400万ドル 『フォーブズ』16位
メイウェザー
「お前が休んでいる時、俺は練習している。お前が寝ている時、俺は練習している。お前が練習している時、もちろん俺も練習している。(When you are resting, I am practicing. When you are sleeping, I am practicing. When you are practicing, of course I am practicing.)」
マニー・パッキャオ(1978年 フィリピン) 6階級制覇
2011年 年収2500万ドル 『フォーブズ』
2012年 年収6200万ドル 『フォーブズ』2位
2013年 年収3400万ドル 『フォーブズ』
2014年 年収4180万ドル 『フォーブズ』
2015年 年収1.6億ドル 『フォーブズ』2位
オスカー・デ・ラ・ホーヤ(1973年 米) 6階級制覇
Jon Saraceno『12 Rounds With Oscar De LA Hoya』
2000年 年収4350万ドル 『フォーブズ』3位
2001年 年収2300万ドル 『フォーブズ』
2003年 年収3000万ドル 『フォーブズ』
2004年 年収2200万ドル 『フォーブズ』
2005年 年収3800万ドル 『フォーブズ』3位
2006年 年収5500万ドル 『フォーブズ』3位
2007年 年収4300万ドル 『フォーブズ』2位
レノックス・ルイス(1965年 英)
2000年 年収2900万ドル 『フォーブズ』
2001年 年収2300万ドル 『フォーブズ』
2002年 年収2800万ドル 『フォーブズ』
マイク・タイソン(1966年 米)
amazon マイク・タイソン
1990年 年収2860万ドル 『フォーブズ』1位
1996年 年収7500万ドル 『フォーブズ』1位
2000年 年収3300万ドル 『フォーブズ』
2001年 年収4800万ドル 『フォーブズ』3位
イベンダー・ホリフィールド(1962年 米)
wikipedia Photo by Glenn Francis
1991年 年収6050万ドル 『フォーブズ』1位
2000年 年収3550万ドル 『フォーブズ』
ジョージ・フォアマン(1949年 米)
敗れざる者: ジョージ・フォアマン自伝
メキシコシティオリンピック(1968年)ヘビー級金メダリスト、世界ヘビー級王者【防衛2】
モハメド・アリに敗れるなどして1977年に28歳で一度引退する。1987年に現役復帰し1994年に45歳で世界ヘビー級王者に返り咲いた。
2001年 年収2010万ドル 『フォーブズ』